PET検査 費用 病院

スポンサードリンク

PET検査でがんの早期発見

人間の体は約60兆個もの細胞で構成されており、遺伝子によって数がコントロールされています。

がんになると、その遺伝子が異常をきたし無秩序に増殖をするがん細胞が現れるのです。

がん細胞は成長すると正常細胞が必要とする栄養分まで摂取し、身体を衰弱させてしまいます。

がんの怖い所は、初期において自覚症状がないことであり、早期発見ががんの治癒率の鍵になるのです。

その早期発見の方法の一つが、PET検査です。

PET検査は特殊な放射性薬剤を被検者に投与し、その分布をPETカメラで撮影することによって、脳・心臓など臓器の局所機能を画像に描出し、病気を診断する検査法です。

PET検査は全身を一度に検査することができます。

そのため、がんが予期していない箇所に転移していた場合にも発見することができます。

というのも、がんが転移した時には、どの臓器に出現するのかを予測するのは難しいからです。

確かに、PET検査は、がんの早期発見や診断に威力を発揮します。

しかし、全てのがんに有効な検査ではありません。

マスコミなどでよく言われている「数ミリのがんでも発見することができる」という表現は、誤解を招く可能性があるので注意してください。

PET検査の特徴

PETは「ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(陽電子放射断層撮影)装置」の略称です。

CTやMRIに匹敵する大型の診断機器で、細胞の状態・働き(生理・機能診断と言います)を調べて判断する検査です。

そのため、比較的小さな初期のがんを発見するのに優れ、腫瘍の良性・悪性の判断やリンパ節転移の確認などが可能になります。

PET検査のメリットとしては、以下のようなことがあります。

@小さなガンを発見することができるので、早期発見・早期治療が可能になる。

A腫瘍の良性・悪性が判断できるので、適切な治療法を選ぶことができる。

B一度で全身の検査ができるので、転移や再発の有無が確認できる。

C痛み不快感がないので、気軽に検査できる。

D着衣のままの検査なので、恥ずかしくない。

また検査の方法は、以下の通りです。

@ブドウ糖に目印をつけたFDGという薬剤を体内に注射→A安静にして、全身にFDGを行き渡らせる(30分から1時間)→Bがん細胞にFDGが集中→CPETカメラで、全身のFDG分布を撮影。

希望すれば、検査直後に画像を見ながら説明をしてもらえますが、数日後に検査結果が郵送されます。

検査後に休息する時間を加えても、日帰りの検査ですむ場合がほとんどです。

PET検査の問題点

PET検査は従来のがん検査と比較して、有効で画期的な検査であると言われています。

しかし、PET検査にも問題点はあります。

PETは、解像度が低いので、数mm以下の小さながん細胞になると発見が難しくなります。

また、がんの種類は100以上もあり、全てを検査できるわけではありません。

検査する時に姿勢を保持していなければならないのも問題です。

PET検査の撮影時間の30分間、仰向けのままじっとしていることが辛い人も多いと思います。

特に強い腰痛を持っている方には注意が必要であると思います。

PET検査で使用するFDGは、ブドウ糖に似た性質を持っていると言われています。

そのため、糖尿病の人は検査が難しいという問題もあります。

検査時の問題点は以上の通りです。検査以外での問題としては、保険適用の問題があります。

PET検査は、非常に高額の費用がかかります。そのため、保険の適用が望まれています。

現時点でも、いくつかの疾患において保険が適用されるようになっています。

しかし、保険の適用がどのような基準で決定され、どのように適用範囲の拡大がなされるかは不明です。

そのため、保険適用について一般の人の理解がないのが問題であるといえます。

スポンサードリンク